色々野菜を干してきましたが、大根は本当に色々使えます。
最初は太目の千切りにして、切り干し大根にしてただけでした。その内、イチョウ切りにして保存しておいて、お味噌汁の具にしたりもして。
そして、今回、たくあん作りました。私は、出身が九州なのもあって、とにかく味付けが甘めです。卵焼きももちろん、砂糖たっぷりの甘い派です。
甘口たくあんって、スーパーで買いますけど、もっと甘くていいのになって思うことが多々ありました。子どもの頃に食べていたたくあんは、地元のおばちゃんたちが漬けてたやつで、甘ーいたくあんでした。そんなたくあんが食べたくなって、作ってみよう!と。
本物のたくあんは、白首大根という漬物用の大根を使うらしいんですよね。白首大根をぬか床に長期間かけてつけこむみたいです。一般的な青首大根に比べて、水分量が少なく腐敗しにくいので長期間漬けこむことができて、しっかり発酵させることができておいしくできるそうです。
いつか、本格的なたくあんを作ってみたいなとは思いますが、とりあえず、今は、手軽にできる甘口たくあんを作りたい。
スーパーで売っている青首大根を使います。ちょっと干して、漬け込んで1週間くらいでできるたくあんを目指します。
まずは、大根を干します。
青首大根は太く、丸々干すと、うんと時間がかかってしまいますので、縦に1/4に切って干しました。
半分たくあん用。半分は、イチョウ切りで干して、保存用にします。このイチョウ切り干し大根のお味噌汁、子ども達に結構人気です。保存しておくと、忙しい時に、わざわざ具を切らずにお味噌汁作れるので便利です。ちなみに、冷凍キノコと一緒に良く作ります。冷凍キノコ、便利ですよ。記事にもしてるので、興味がある方は↓から、ご覧ください☆
お天気の良い日に朝から9時間位干しました。出勤前にバルコニーに出して、帰宅して取り込んだ感じです。
イチョウ切りの方は、だいぶ縮んでるのがわかるかと。これは、もう回収して、ジップロックにいれて冷蔵庫で保管します。
たくあん用は、持ち上げると反りかえる位になってます。
もっと曲がるくらいまで干した方が良いかなとも思いましたが、次の日は天気があまり良くなさそうだったので、これでもう漬けます。
漬け込み材料の分量は下記の通り
大根1/4カット2つ(1/2本分)、干す前の重さが約300gでした。
これに対して、砂糖70g。多めです。普通の甘口たくあんだと60g位が妥当かと。
これに塩:大さじ1
かんたん酢:大さじ1(普通の酢でOK、かんたん酢も甘いですから)
そして、色付け用にクチナシを使いました。お正月に、栗きんとんを作った時の余りです。クチナシがない時は、食紅の黄色でも良いと思います。せっかく手作りするなら、添加物入れたくない方は、そのまま白くても良いかと。
クチナシは、半分に切って、お茶パックに入れます。
全部をジップロックに入れて、大根も入れて、空気をできるだけ抜いて冷蔵庫へ。大根が砂糖まみれになる感じです。
漬け込み開始、12時間後↓
大根から水分が少し出てきて、お茶パックに入れたクチナシから黄色が出てきております。
漬け込み開始2日後↓
大根がグイっと曲がるようになったので、丸ごと小さいジップロックに移しました。クチナシの黄色が濃くなって、砂糖も全部溶け切った感じです。このまま、冷蔵庫で置きます。
漬け込み開始5日後↓
黄色いです!おいしそうです!もう1日おきました。
漬け込み開始6日後↓
ジップロックから出しました!すぐに食べられるように、切って、容器に移して完成!
おいしそう!早速、子ども達と一緒に味見。
甘いー!おいしいー!!子ども達も大喜びです。嬉しくなる位、甘口で懐かしいたくあんの味が再現できてました。
次の日、このたくあんを細かく刻んで、梅ひじきのソフトふりかけと一緒に混ぜ込んだおにぎりを作りました。めちゃめちゃおいしいです。ちなみに、梅ひじきのソフトふりかけ、これおすすめです☆友達にもらったのをきっかけにリピ買いしている商品。これだけでもおいしいんですけど、ここに刻みたくあん入れると、最高!梅の赤と、たくあんの黄色と、ひじきの黒で、見た目もめっちゃそそるおにぎりが完成しますよ☆
たくあん手作り、大成功☆手作りすると、自分好みの味が出来上がるのが良いですよね。
次は、白首大根でやってみようかな。
手に入りにくい食材が欲しい時、私は良く、ポケットマルシェ使ってます。生産者さんから直送されるので、とても新鮮でおいしいです。送料がかかっちゃいますけど、その価値ありです☆