2021年の秋、何かを植えたいと思って。でも南国育ちの私は、寒いのが大の苦手なので、冬の間、手間をかけるのはちょっと。。できれば冬は放置できるものにしたい。。それで調べて、タマネギを植えてみることにしました。早く収穫したくて、「早生(わせ)」タイプにしました。
タマネギは、種まきから収穫までの成長期間によって呼び方が変わるそうです。
3月から4月頃に短期間で収穫されるのが、早生(わせ)。いわゆる新タマネギというやつ。甘味が強くてやわらかくて生で食べるのにも適しているけど、水分量が多くて保存はあまり効かないそうです。
4月下旬から5月頃に収穫されるのが、中生(なかて)。私が好きな淡路島で最も収穫の多い種類がこれだそうです。ある程度保存が効くらしい。
5月中旬から6月中旬に収穫されるのが、晩生(おくて)。貯蔵に適していて、一般的にスーパーで一番良く見るタイプがこれとのこと。北海道産のタマネギに多いらしいです。
初めてのタマネギ栽培でもあり、早く収穫したい気持ちが強かったので、迷わず、早生タイプにしました。新タマネギのサラダを食べたい―という思いもありましたしね。
2021年10月 苗植えました
玉ねぎの苗を購入。早生タイプであることを確認して、購入。1番少ないやつにしたけど、50本の束でした。これで大丈夫なのかと思うくらい細い苗ですが、とりあえず植えてみました。全然自立してません。植えた後の見栄えが悪すぎて、不安でした。
50本の苗は、うちの小さな畑には当然入りきらず、半分以上はプランターに植えました。
不安でしたが、他に良い案も思い浮かばず、そのまま。冬の間、寒くて庭に出る日もほとんどなく、リビングのガラス越しに、時々見てるだけでした。
水やりもしませんでした。。
ちなみに、四国なので、雪が降ることはまずありません。この年も一度も雪の日はありませんでした。
2022年2月 大きくなってきた!
2月、まだまだ寒い日が続いてましたが、あんなに細くて自立してなかった苗たちが、こんなにも太くなって、下にタマネギらしいふくらみが見えてきました。
ネット情報をもとに、一度追肥はしましたが、ほぼ放置。水やりもせず。
それでもグングン育つ玉ねぎ、すごいです。寒いのにねぇ、と子ども達と話しながら、玉ねぎの生命力に感激してました。
2022年4月中旬 収穫!
春の陽気が出てきたので、庭に出る回数も増えてきて。。株の合間に生えてきた雑草を抜いてみたりはしましたが、他には特にお世話することがなくて、大きくなってきてるなーと思ってるだけでした。
4月の中頃、葉っぱが倒れ始めました。収穫の時期を示すという状態。本当に倒れたー、とちょっと嬉しくなりました。食用する玉の部分が肥大化するにつれて、葉の中身がスカスカかに空洞化すらしいです。葉が倒れ始めて1週間後位に、晴れた日曜日がやってきましたので収穫することにしました。
家庭菜園、目的の一つは、子ども達の食育です。楽しい収穫は子ども達の出番です。玉ねぎは花も咲かないし、成長がちょっと地味なのもあって、成長過程にはあまり興味を持ってくれなかったこどもたちですが、収穫となるとやる気を見せます、キャーキャー言いながら、尻もちついたり、跳ねた土が顔について大笑いしたり、楽しそうに抜いてました。この時年長だった下の子は、両手で力いっぱい引っ張って抜く感じの収穫になって、抜けると後ろに転がっていってました。
童話の『大きなカブ」気分で、抜いてるお姉ちゃんの腰を引っ張ったりもしてました。
とにかく楽しい収穫でした。
ワイワイキャーキャーしながら、小ぶりですが、たくさん採れました♡
プランターのは、さらに小ぶりでしたが、全部一気に収穫しました。
本当は、もっと苗の間をあけて植えないとといけなかったんですよね。なんせ、植える畑が狭いもんで、狭い間隔で植えて、強行突破したので、小ぶりなのは仕方ないでしょう。肥料不足もあったと思います。
でも、小ぶりなので、丸ごと入れたオニオンスープとかカレー作って満喫しました!
そして、楽しみにしていた新タマネギのスライスサラダ、しばらくの間、もりもり食べられて、幸せでした。小ぶりなので、一個分をスライスしたら、ちょうど一食分のサラダになって、便利でした。生のタマネギ、子どもは嫌いで食べてくれませんでしたけどね。
決して売り物にはできないレベルのしろものですが、育てて、収穫して、食すって、楽しくって、満足感たっぷり。
やっぱり家庭菜園、魅力的です♡